エンディングノート(終活ノート)はどこで買えるの?と気になる方へ。
エンディングノートを無料でもらう方法・書き方のコツを解説します。30代の私が、実際にエンディングノートを書いてみた感想も交えてご紹介しますので、参考にしてみてください。
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エンディングノートとは?(書く目的)

エンディングノートとは、もしものとき、医療や介護、葬儀をどうしたいかという自分の希望や家族への思いをあらかじめ書きとめておくノートです。「終活ノート」とも呼ばれるくらい終活に欠かせないものですが、エンディングノートを書くことは死に支度ではなく生き支度。
残された家族が困らないように、銀行口座や保険などの大事な情報を記録しておくだけでなく、自分の好みや価値観を整理し、これからをよりよく生きるために書くものです。
過去を振り返り、現状を把握・整理することで、未来をどう生きるかが見えてきます。遺言書と違って法的効力はありませんが、書いておくときっとあなたとあなたの大事な人の力になってくれます。
エンディングノートの書き方(項目)

エンディングノートに書く内容には決まりがないですが、よくある必要項目をまとめるとこんな感じです。
- 自分の基本情報
- 銀行口座・保険
- 資産・ローン
- クレジットカード
- 保険・年金
- スマホ・パソコン
- IDやパスワード
- 宝物・コレクション
- ペットについて
- 重要な連絡先
- 医療・介護
- 葬儀・お墓
- 相続・遺言
こう見ると、一気に考えるのは大変だということがわかりますね。歳を重ねていくと抱えるものが増える反面、記憶は曖昧になります。
また、若い人でもいつ事故や病気になって意思疎通ができなくなるかわかりません。始めるのに早過ぎるなんてことないと思い、私も書き始めました。
エンディングノートはどこで買えるの?

エンディングノートは、コクヨなどさまざまなメーカーから販売されています。
- Amazonや楽天などネットで購入
- 書店で購入する
- Webサイトからダウンロードする
既存のエンディングノートの項目はメーカーによって異なりますが、大まかな項目は同じです。
私は、できるだけ暗い気持ちにならずに楽しんで書けるように、オレンジ色のコクヨのエンディングノートを買いました。文字も大きめで見やすく、知っておきたい情報もイラストでわかりやすく載っていたので、迷ったらこちらをおすすめします。
無料でエンディングノートをもらう方法

無料でエンディングノートをもらう方法は主に2つ。
- 自治体からもらう
- 葬儀社からもらう
- Webで探してダウンロードする
終活サポートの一環として自治体が独自でエンディングノートを配布していることがあります。お住まいの地域によりますが、市区町村の役場に問い合わせしてみてください。
また、葬儀社の公式HPから資料請求すると、無料でエンディングノートをもらうことができます。
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エンディングノートの書き方のポイント

エンディングノートは、一度で書こうとしなくて大丈夫。少しずつでいいので、書ける箇所から進めていきましょう。
エンディングノートの書き方のポイントは3つ。
- 書けるところから書く
- 現在の情報や気持ちを書く
- 随時、加筆・修正する
今と1年後では、状況や気持ちは変わっています。もっと言うと、昨日と今日でも変わることはありますよね。
書いたことは修正していいので、「今どうか」を書いて、できれば日付をメモしておきましょう。書き直す前提で鉛筆や消えるペンで書いてもOKです。
30代独身女性がエンディングノートを実際に書いてみた感想

30代独身女性の私がエンディングノートを書いてみた率直な感想。
「誰か教えて〜!」です。
とはいえ、周りにエンディングノートに詳しい人なんていません。自分で調べたり、エンディングノート認定講師や終活ガイドといった専門資格をとったりして書き進めました。
おそらく誰にでも書きにくい箇所があります。まだ葬儀やお墓のことはイメージしにくいかもしれませんし、延命治療や臓器提供のことに向き合うのも少し気が引けるかもしれません。
ただ、一つ言えるのは、死を考えるのは縁起が悪いことでも暗くなることでもないということ。むしろ、エンディングノートは、家族や友人など自分のたいせつな人への最後の贈りものです。
自分の最期は自分で決める。生前に不要なものは片付け、持ち物や情報を整理し、「私はこうしてほしい」と意思表示することで、残された人への負担を軽くすることができます。
そして何より、あなた自身が残りの人生をよりよく生きることができます。
残りの人生で、今日が一番若い日です。自分らしい最高の人生を。
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